大反響のマツダ『シナリ』は、個人的に現在世界で一番カッコいい4ドア車だと思っていますが、こちらもなかなかカッコいいんです。
7月中旬、プジョーは『407』の後継車としてジュネーブショーで出展し、好評を得た『5 byプジョー』の市販版『508』の概要を発表しました。
その中身は、アイドリングストップを核としたプジョーの最新ディーゼル技術「e-HDi」の搭載や遅れて追加の「ハイブリッド」、また、軽量化と空力性能を徹底的に追求するなどプジョーが考える最新の環境性能を具現化したものとなっています。
ちなみに『508ハイブリッド』(?)は、モーターのみで走行できるEVモードを備えた4WDのハイブリッドシステム「ハイブリッド4」を搭載。駆動は前輪をエンジン、後輪をモーターでそれぞれ行ないます。
シャーシには、PSAプジョーシトロエンの「プラットフォーム3」を採用し、そのボディサイズは『407』に比べ一回り以上大きくなりました。これは、『508』には上級モデル『607』をカバーする役目があることを意味します。
さて、肝心のデザインですが、「プジョーよ、やっと気づいてくれたか」というのが正直な感想です。『508』のそのスタイルは、一足先に新世代に突入したシトロエンデザインの後を追うかのように、いよいよプジョーも次世代のデザインにシフトしてくれることを予感させます。
まっ、たしかに全体的にオーソドックスで面白みのないスタイルとも言えますが、『508』にはディテールだけに頼らない、フォルム全体で見せる説得力があります。なにか、ピニンファリーナ時代のようなシンプルさの中に潜む筋の通った美しさみたいなものを感じるのです。
今年の初めにプジョーのデザイン部長に就任したジル・ビダル君、頑張ったと思います。
こちらはディーラーで実車のお披露目をしたときの様子?
posted by JJmasa at 22:00
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