きのうのつづきです。
2.ホスピタリティ
ホスピタリティの面では、女性専用のパウダールームの設置など全体的に充実していました。救護室なども増え、前回までに比べ、なんとなく安心して観戦できる環境が整っていたと感じました。中でも一番の違いはなんといっても「トイレ」が増えたこと。これはかなり嬉しい違いでした。
決勝前ともなると、男性用でも15分待ちは当たり前の状況だったことを思えば、今回は非常に快適でした。前回までは水分を取るのさえ我慢しなくてはいけないような状況でしたから・・・。
3.グランドスタンド裏
F1ビレッジからグランプリスクエアに改修となったメインゲート奥の広場は、そこから見えるグランドスタンドの大きさも印象的でしたが、まさにそこは富士スピードウェイのそれでした。
それはさておき、今回の鈴鹿サーキットの改修工事は200億円かかったそうですが、そのほとんどが観戦するファンのための改修と言っていいほど見る側にとっては、前回までの鈴鹿とは比べものにならないほど快適な鈴鹿に生まれ変わっていました。
これは、富士での開催がいい意味で影響したのだと思います。特に昨年の富士は本当に快適だったので、鈴鹿の関係者もかなり反省したのでしょう。今思えば、駐車場の問題など、鈴鹿はかなり横暴な運営をしていたように感じます。富士での日本GPも無駄ではなかった?
4.渋滞
実際、今回の鈴鹿の一番の収穫は、渋滞の極端な減少といっていいでしょう。なにせ渋滞が少ない。決勝当日、四日市から一時間もかからずにサーキットに入れたのは、今までのことを考えると奇跡に近いです。
帰り道も今までは、名古屋まで余裕で4時間以上かかっていましたが、今回は2時間くらい、つまり半分の時間で名古屋についてしまいましたから。
その要因は、伊勢湾岸道路の開通と、スプーンゲートなど新設の出入口が増えたことによりクルマの流れが分散したことによるものだと思いますが、なにせ渋滞が少なかった。これが一番嬉しかったです。