

きのう12月24日のクリスマスイブ、スズキから新型『ソリオ』が発表されました。
新型『ソリオ』は、軽自動車『パレット』をベースとしたプラットホームを採用していますが、専用のフロントサスペンションを開発するなど、輸出も視野に入れたかなり本気のモデルです。
背の高いスライドドアのコンパクトカーという“ありそうでどこにもなかった”パッケージは、ひょっとしたら大化けし、新しいジャンルを切り開くかも知れません。
3列シートのミニバンって“家族の夢を乗せて”みたいなイメージ(CM)がありますが、実際はお父さんが運転している後ろで、2列目と3列目に分かれて子供がゲームしてるなんていう夢のないシーンが結構あったりします。
クルマの広さが代えって家族の距離を生んでいる?そんな家族には新型『ソリオ』がピッタリかも!?
さて、前回の新型『ソリオ』の記事(新型ソリオの生写真)で「こうしたパッケージのクルマを三菱あたりが本気で作ったら面白い」と書きましたが、やっぱり考えていました三菱さん。
どうやらスズキから新型『ソリオ』のOEM供給を受けるらしいです。
やっぱり三菱は目を着けていたんですね新型『ソリオ』のようなパッケージ。まさかこのブログを見て思い付いたわけではないでしょうから(笑)。
ただ、本来ならば自前で作りたかったのでは?結構プライド高いですから三菱のエンジニアの方って。普通車のOEMをスズキから受けるのって意外とプライドが傷つくような気がします。
まっ、今の三菱にはニッチマーケットに挑戦する体力があるとは言えないので、まずは仕方がないといったところでしょうか。
ところで三菱と言えば先日日産に対する軽自動車のOEM供給を拡大すると発表したばかりですが、最近“バッヂの付け替え”ってかなり流行ってますね。
スズキ→日産→スズキ→三菱→日産・・・なんだか訳が分からなくなってきました。
トヨタ、ダイハツ、スバルもそうですが、これからOEMはもっと増えてくると思われます。今後は1社だけのオリジナルのクルマが珍しくなるような時代が来るのかもしれませんね。
追記:新型『ソリオ』は営業本部長田村氏の話では国内専用モデルになるということです。
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